ヒゲ脱毛の生涯コスト vs 髭剃りの生涯コスト|どっちが得か計算した

目次

「ヒゲ脱毛は高い」と思っている人へ

「ヒゲ脱毛って10万円以上するんでしょ? 高すぎる」

30代後半の男性なら、一度はそう思ったことがあるんじゃないだろうか。

自分もそうだった。毎朝の髭剃りが面倒だなと思いつつ、「脱毛は贅沢品」「わざわざ金をかけるほどでもない」と考えていた。シェーバーなんて数千円で買えるし、替刃を交換すれば何年も使える。脱毛に10万円も出すのはバカらしい、と。

ただ、ふと気になった。髭剃りを一生続けた場合のトータルコストって、いくらなんだ?

計算してみた結果、自分の認識がかなりズレていたことに気づいた。この記事では、35歳から80歳まで45年間を想定して、髭剃りの生涯コストとヒゲ脱毛の総コストを項目ごとに計算して比較する。

髭剃りの生涯コスト計算

まず、髭剃りにかかるお金と時間を洗い出す。「たかが髭剃り」と思いがちだが、項目を分解すると想像以上に積み上がる。

電気シェーバー本体

電気シェーバーの平均価格は15,000〜25,000円。ここでは中間の20,000円で計算する。

買い替えサイクルは平均4〜5年。45年間で10回の買い替えが発生する。

20,000円 × 10回 = 200,000円

替刃・外刃

シェーバーの替刃(内刃・外刃セット)は3,000〜6,000円が相場。年1回交換として4,500円で計算。

4,500円 × 45年 = 202,500円

シェービングフォーム / ジェル

T字カミソリ派ならシェービングフォームが必須。電気シェーバー派でもプレシェーブローションを使う人は多い。月あたり約500円とする。

500円 × 12ヶ月 × 45年 = 270,000円

電気代

電気シェーバーの消費電力は充電式で約5〜7W。毎日10分使用した場合の年間電気代は微々たるものだが、一応計算する。

約300円 × 45年 = 13,500円

正直、誤差の範囲だ。だが積み上げ計算なので含めておく。

肌荒れ対策コスト

毎日シェーバーを肌に当てていると、カミソリ負け・赤み・乾燥は避けにくい。アフターシェーブローションや保湿クリームの費用を月800円とする。

800円 × 12ヶ月 × 45年 = 432,000円

肌が弱い人はもっとかかる。皮膚科に通うことになれば、さらに数千円が上乗せされる。

時間コスト(これが一番大きい)

ここが見落としがちな、最大の隠れコストだ。

毎朝の髭剃りにかかる時間を10分とする。洗顔→シェービング→保湿→片付けまで含めれば、実際はもう少しかかる人も多いだろう。

10分 × 365日 × 45年 = 164,250分 = 2,737.5時間

2,737時間。これは約114日分に相当する。人生の丸々3ヶ月半以上が、髭剃りに消えていく計算だ。

時給換算してみる。30〜40代の平均的な時給を2,000円とした場合:

2,737.5時間 × 2,000円 = 5,475,000円

もちろん、朝の10分がそのまま仕事に使えるわけではない。だが「自分の時間にはこれだけの価値がある」と考えると、無視できない数字だ。

髭剃りの生涯コスト合計

項目 45年間の総額
シェーバー本体(10回買い替え) 200,000円
替刃・外刃(年1回交換) 202,500円
シェービングフォーム / ジェル 270,000円
電気代 13,500円
肌荒れ対策(ローション・保湿) 432,000円
**金銭コスト合計** **1,118,000円**
時間コスト(2,737時間 × 時給2,000円) 5,475,000円
**金銭+時間コスト合計** **6,593,000円**

金銭コストだけで約112万円。時間コストを含めると約659万円になる。

ヒゲ脱毛の総コスト計算

次に、医療レーザー脱毛でヒゲを処理する場合のコストを計算する。

医療脱毛の施術費用

医療レーザーによるヒゲ脱毛の相場は以下の通り。

回数 費用の目安 到達レベル
5〜6回 60,000〜80,000円 自己処理が楽になる(毛量50〜60%減)
10回前後 120,000〜180,000円 かなり薄くなる(毛量80%減前後)
12〜15回 180,000〜250,000円 ほぼツルツルに近い状態

ヒゲは体毛の中でも太く密度が高いため、他の部位より回数がかかる傾向がある。「しっかり減らしたい」なら10〜15回が目安。ここでは12回・180,000円で計算する。

通院にかかる交通費

施術の間隔は6〜8週に1回。12回なら通院期間は約1年半〜2年。

往復の交通費を1,000円とすると:

1,000円 × 12回 = 12,000円

施術後のケア用品

脱毛後は肌が敏感になるため、日焼け止めや保湿が推奨される。施術後1週間ほどケアが必要として、通院期間中のケア用品代を10,000円程度と見積もる。

麻酔代(任意)

ヒゲ脱毛は痛みが強い部位。麻酔クリームを使う場合、1回あたり2,000〜3,000円が相場。ここでは2,500円 × 12回 = 30,000円を計上する。痛みに強い人は不要だ。

ヒゲ脱毛の総コスト合計

項目 費用
施術費用(12回) 180,000円
交通費(12回) 12,000円
ケア用品 10,000円
麻酔代(任意) 30,000円
**合計** **232,000円**

ヒゲ脱毛の総コストは約23万円。麻酔なしなら約20万円に収まる。

比較結果

比較項目 髭剃り(45年間) ヒゲ脱毛
金銭コスト 約1,118,000円 約232,000円
時間コスト(時給換算) 約5,475,000円 ほぼゼロ(通院12回のみ)
金銭+時間コスト 約6,593,000円 約232,000円
毎朝のストレス 一生続く 通い終われば解放

金銭コストだけでも約88万円の差。時間コストまで含めると600万円以上の差になる。

「脱毛は高い」どころか、髭剃りを一生続けるほうがはるかに高いというのが計算の結論だ。

脱毛の「隠れメリット」

コスト比較の数字には表れない、脱毛のメリットも整理しておく。

毎朝10分の自由時間が手に入る

朝の10分が毎日浮く。年間で約60時間。この時間を睡眠・朝食・筋トレ・読書、なんにでも使える。「たかが10分」と思うかもしれないが、45年分を足し合わせると2,700時間以上。ここまで積み上がると「たかが」とは言えない。

カミソリ負け・肌荒れからの解放

毎日刃を肌に当てていれば、赤み・ヒリヒリ・埋没毛は起きて当然だ。脱毛を終えればこうした肌トラブルのリスクが大幅に下がる。アフターシェーブや保湿の手間もなくなる。

見た目の清潔感が上がる

青ヒゲ・剃り残しは、自分が思っている以上に他人から見られている。ヒゲ脱毛をすると肌のトーンが均一になり、清潔感がワンランク上がる。仕事の場面でも第一印象にプラスに働く。

「損益分岐点」は何年目か

ヒゲ脱毛の費用23万円を、髭剃りの年間金銭コストで回収するのにかかる年数を計算する。

髭剃りの年間金銭コスト:

1,118,000円 ÷ 45年 ≒ 24,844円/年

損益分岐点:

232,000円 ÷ 24,844円/年 ≒ 9.3年

つまり、約9年で元が取れる

35歳でヒゲ脱毛を始めれば、44歳以降はずっとプラス。そこから80歳まで36年分、金銭コストだけで約90万円の得になる。時間コストまで含めればさらに圧倒的だ。

逆に言えば、始めるのが遅いほど回収期間の恩恵は小さくなる。40歳で始めても十分に元は取れるが、50歳だと回収できる年数がやや減る。

早く始めるほど、得をする期間が長くなる。

まとめ: 早く始めるほど得

今回の計算結果をまとめる。

  • 髭剃りの生涯コスト(金銭のみ): 約112万円
  • ヒゲ脱毛の総コスト: 約23万円
  • 差額: 約89万円
  • 時間コスト込みだと: 約637万円の差
  • 損益分岐点: 約9年

「ヒゲ脱毛は高い」というのは、初期費用だけを見た印象にすぎない。生涯で考えれば、髭剃りを続けるほうが圧倒的にコストがかかる。

もちろん、脱毛の施術回数や効果には個人差がある。ヒゲが濃い人は15回以上必要になることもあるし、費用もクリニックによって幅がある。ただ、仮に総額30万円かかったとしても、髭剃り45年間の112万円と比べれば圧倒的に安い。

「いつかやろう」と先延ばしにしている間も、毎朝のコストは静かに積み上がっている。始めるなら、1日でも早いほうが得だ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次